ギルドを持たないギルド構想

我々には夢がある。

それは、まだとても小さく漠然と心の中で思い描いているだけの、儚いものだ。
でも、その発想はとても魅力的で興味深い。

その夢の名は、まだ無い。




話は、５月１日。
自分とドミさんが旅をはじめた日にさかのぼる。

アウグスタ大聖堂で運命の出会いを待っていた時。

ドミさんが、面白いことを言い出した。















今日から二人でギルドを一ヶ月ごとに点々とする。
どんなギルドにも一ヶ月。


もし、それを、１PT単位でやったらどうだろう？
まるで戦いの場を点々と変える傭兵軍団のように。

それは、まさにギルドを持たないギルドなのではないだろうか。


ギルド名もギルドLvも紋章も無い。
入るのに加入の手続きもいらなければ、脱退するのに脱退の手続きも無い。


ルールはただひとつ。
一ヶ月ごとにギルドを点々として、一緒に旅を続けるということだけだ。


この旅を続ける中で、そんなギルドを作ってみたら面白いかもしれない。



あれから半月、この構想は今も変わらず、我々の心の中に息づいている。

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さて、話を今に戻そう。


どうやらタモ（WIZ)がギルドの移籍を考えているらしい。
ということで、勧誘してみましたｗ




こんなこと考えてるんだけど、どうでしょ？


















タモ、快諾＾＾




我々のギルドにタモが６月から入ってくれることになりましたｗ


これで、６月以降、天使・WIZ・BISの３人組として旅をすることになります。
そして、実はもう一人、武道家さんが入ってくれることになっています。この人については、また改めて語りたいと思います。

ちなみに、このギルドについては、漠然とした夢ではあるけど、ものすごいシャカリキに頑張って実現させようとかそういう感じではないです。
もっと、こうゆるーい感じで、「あ、これおもろそｗ」と思ってるモノだったりします。

だから、とりあえず、自分とドミさんとタモは、旅人なのです。

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この夢について語るのは、まだ時期尚早だったかもしれない。
だって、なにがどうなるかわからないのだ。
実現する気もするし、特にしない気もするし。
でも、今後の展開を語る上では少し必要となる話でもあるから、今このタイミングで書くことにした。


こんなギルドが実際に本当に実現したとして。

このギルドは移籍先に、一体何を与えるだろう？
強さかもしれないし、弱さかもしれない。
結束かもしれないし、崩壊かもしれない。
特に何も与えないかもしれない。

団体が団体に与える影響を考えると、少し怖いと思う事もあるけど、きっと面白いことがたくさん起こるんじゃないかと思う。根拠はないけどｗ



このギルドには名前も紋章も無いけれど。
いつかもっとメンバーが増えたら、名前ぐらいはつけてもいいんじゃないかと、自分はこっそり思っている。