再見、さら。

 

古都のど真ん中で、ミズナへのポタをひらいてもらった。

 

 

 

 

 

今日、一人の友が、この世界から去っていく。

去り行く友に、会いにいくのだ。

 

 

 

ついて早々、いきなりホリクローっ！

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は、ネサラこと「さら」とのお別れの日なのだ。

ここ、ミズナでさらの卒業合同遠足が行われているのだ。自分はちょっと遅刻しちゃったから、ポタで送り届けてもらったというわけ。

さらに会うのは、とても久しぶりだ。

 

相変わらず、クールかつ笑える口調で出迎えてくれる。

 

 

 

 

さらは、かつて２週間だけギルド大好きにいたのだ。

 

 

 

 

ぶっちゃけ、最初は変なやつが来たなーって思った。

思ったとおり変なヤツだったけど、さらの独特の雰囲気が、自分はたまらなく好きだった。

 

さらの「卒業」はとても寂しい。

でも、しめっぽくしないのが大好き流。

どんなに悲しい時でも、笑顔で送りだすのだ。

卒業は、悲しいことではない。ゲームクリアは祝福すべき門出なのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

たった２週間、同じギルドだっただけだけど、さらに出会えて本当に良かったと心から思っている。

この気持ちは、自分だけじゃなくて、この場にいた全員も同じ気持ちだったと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらは、もしかしたら１年後に戻ってくるかもと言い残して去っていった。

 

 

 

 

 

 

さよなら、ではなく再見。また会おうと中国語言ってくれるのがさららしい。

 

 

さら、会えたら１年後にまた会おう。

寂しさではなく、出会えた感謝の気持ちをこめて。

再見！！

 

 

 

 

 

 

 

 

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以降は、にどの超個人的なメモですｗ

ちっと、自分の決意をメモ。それから、別れについて、今思ってることをだらだらとメモ。

上のお話で綺麗にまとまってるので、これ以下はあんまし読むことをおすすめしません。

 

 副マスであるということについて

さらは、ギルド大好きでは「ﾐｽﾄﾙﾃｨﾝ」というネクロで所属していました。

これは、副マス以上の画面にしか現れないメッセージ。

 

さらが卒業した今、当然、ﾐｽﾄﾙﾃｨﾝも卒業になるわけです。

 

 

 

 

 

 

なにげにこれが、自分が大好きに戻ってから、初めて目にした脱退処理だと思う。

 

自分は、これを見るのがたまらなく嫌なのだ。

だから、それなりに理由が無いと副マス以上は、絶対にやりたくないと思ってる。

多少のスキルや権限と引き換えに、友達の脱退をまざまざと知らされるなんて、割りが合わないと思う。

そのたびに、とても辛い気分になるのだから。

 

 

自分が大好きの副マスを引き受けているのは、ギルド大好きっ！のこういう寂しい部分を受け止めてもいいって思えているからだと思う。

自分がこれをみて、「ああん；；」ってなった横で、でんも「ああん；；」とかなってた。

こういうのってすごく辛いけど、それでも受け止めるのが一人だけじゃないって思うと、ちょっとは救われる気がする。

ぶっちゃけ副として、何ができてるってわけではないし、特に貢献もできてないけど、このギルドの明るい部分も暗い部分も、ひっくるめて自分は、ギルド大好きっ！がとても大事なんだと思う。

 だから、これからもきっとこういう事はたくさんあるだろうけど、副であることを投げ出したりはしないようにしたい。

 

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さよなら　について

 １年後に、再見。

これには、さら独特の優しさを感じる。

と、同時に、残酷さも感じる　気がする。

 

「１年後に、会えたらまた会おう」

 

こんな風に言われたのは、さらが初めてではない。

これから自分は、どれだけの友達からこの言葉を聞くのだろう。

そして、どれだけの友達と、再び会うことができるのだろう。

 

この世界で、何度も出会いと別れを繰り返すなかで、ずっと疑問に思っていたことがある。

 

会えるかもしれないと思ってずっと待ち続けるのと

もう二度と会えないと思って待つのを諦めるのと

 

一体、どちらが幸せなのだろう？

もし、自分が去る側だとして、一体どちらが「優しい」のだろう？

 

自分もいつか、だれかを残してこの世界を去る時が来るのだと思う。

正直、まだそんなことは全然想像できないけど、

それでも、自分が去る時に、どちらかを選ぶんだろうって思っている。

 

その時までに、この答えは出るのかな。

出ないかもしれないな。